nishi19 breaking news

スポーツでもっと楽しい未来を作る

困難や挫折を乗り越えるからプロサッカー選手になれる。書評「僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代」(元川悦子 )

   

僕のブログの人気記事に、「天才の育て方-育て方にはルールがある-」という記事があります。「天才は親が育てる」というアスリートの子育てについての書籍に書かれていた内容をまとめた記事なのですが、子育てに悩む方や、子供をアスリートに育てたいと考える方が読むのだと思います。不安定な時代だからこそ、アスリートのように、困難や挫折を力強く乗り越えられる人になって欲しいと、考えている親もいると思います。

では、現在アスリートとして成功している選手は、子供時代どんな子供だったのでしょうか。アスリートの親や指導者は、どのように接していたのでしょうか。

本書「僕らがサッカーボーイズだった頃 プロサッカー選手のジュニア時代」は、香川真司、吉田麻也、岡崎慎司といった日本代表選手の子供時代の関係者を取材し、プロサッカー選手になった選手がどのように育てられたのかについてまとめられた1冊です。

持っている才能だけではプロにはなれない

本書を読んでいると、プロサッカー選手だからといって、他の子供たちと大きな違いはないのだということが、よく分かります。プロサッカー選手に結果的になることが出来た選手たちも、大きな困難や挫折を経験しています。持っている能力だけで、プロサッカー選手になれたわけではありません。

香川真司も、吉田麻也も、岡崎慎司も、他のサッカー選手も、ジュニア時代は、彼らより優れた選手はたくさんいました。ただ、彼らはコツコツと努力を続け、自分の特徴を磨き続けた結果、自分より優れた選手を追い抜いていきました。むしろ、大きな困難や挫折をバネにして、成長していく力強さを持っていたからこそ、彼らはプロサッカー選手として成功することが出来たのだと思います。

大人は子供のサポーター

本書を読み終えて、子供が大きな困難や挫折を乗り越えようとしている時こそ、親や周囲の人々が上手くサポートする必要があるのだと思いました。経験や知識にもとづいて、解決方法のヒントを提案したり、選択肢を与える。重要なのは、あくまで子供が自分で解決方法を選び、トライし、大きな困難や挫折を乗り越えることであって、親が手取り足取りやってあげることは、子供のためにはならないのです。

だからこそ、親は「やり過ぎない」事に、気を配る必要があると感じました。教えすぎない、褒め過ぎない、しかり過ぎない、選択肢を用意しすぎない、詰め込み過ぎない、など、今の時代は、情報量や選択肢が多いので、あれもこれもトライしたり、教えたりしがちです。また、ついつい他の子供や自分の理想と比較して、子供を叱ったり、指導者に要望したりしがちです。

大切なのは、大人は子供のサポーターであり、子供は子供の人生があるので、選択権は子供にあるのだということ。その事は忘れてはいけないと思いますし、プロサッカー選手の親や指導者たちは、その事を無意識に実行していたのだと思います。

本書は、プロサッカー選手を育てたいと考えている方だけでなく、子育てに悩む方、サッカーチームのコーチの方々に読んで頂きたい1冊です。そして、nishi19 breaking newsは、子育てに悩む1人の父親が運営するブログとして、これからも子育てに関する記事を書いていきたいと思います。

おすすめ商品

 - , , ,