混乱の時代を生き抜く術は、「直感力」。書評「魂の再起動」

2012/11/14

SOUL RESET 魂の再起動 魂の声に耳を澄まし、未来を見通す方法

僕らは、「魂」を意識して普段の生活をおくることはない。しかし、実は身体の不調は、「魂」に原因がある場合があるのだという。
「魂」の健康とそれがもたらす効果とは何か。高城剛が自身の経験と佐藤界飛氏との対談でまとめたのが本書です。

情報を捨てることで「直感力」が高まる

では、どのように「魂」の健康を取り戻すのか。高城剛は、まず第一に「情報を遮断する」ことだと説く。
現代はインターネットの発達により、情報を手に入れやすくなった分、情報を取り過ぎて「情報デブ」になってしまっている人もいる。「情報デブ」歩きながらもスマホを見ている人は、「情報デブ」の良い例だ。「情報デブ」になると、情報を取り過ぎたことで、判断が鈍り、結果的に動きが鈍くなってしまうのだという。

そこで、テレビや携帯、インターネットからの情報を捨て、「情報ダイエット」することで、身軽に判断できる状態、つまり「直感力」の高い状態を作ろう、と本書には書かれている。

「直感力」が高まることで、「魂」が喜ぶことを選ぶ

「直感力」が高まるとどうなるのか。本書によると「直感力」が高まることで、自らの感性に従って、自分が感動できること。つまり、「魂が喜ぶこと(感動できること)」を選択するようになるといいます。「魂が喜ぶこと」は、欲望や楽をすることとは異なり、人や物と比較した相対的なものではなく、絶対的なもので、個人の感覚が判断基準になります。

つまり、「魂が喜ぶこと」を追求していくことで、楽しい人生をおくることができるのだ、と本書には書かれています。

「心を整える」と「魂の再起動」の共通点

魂が喜ぶこと」をするためには、身体同様に定期的にメンテナンスを行う必要があると、本書には書かれています。それが「瞑想」だそうです。「瞑想」は自分自身に向き合う術の一つです。自分自身と向き合うことで、改めて問題を認識し、解決するのは自分自身なのだと再確認することができるそうです。

そして、同じことが書かれていたのが、サッカー日本代表長谷部誠の著書「心を整える」です。長谷部誠は、寝る前に10分間横になり何も考えない時間、つまり「心を整える」時間を作って、魂の定期的なメンテナンスを行なっています。また、サッカー日本代表の長友佑都も、1日10分間何も考えない時間を作っているそうです。彼も、意識して魂をメンテナンスする時間をとっています。スポーツ選手は、身体と魂は連動していることを意識する機会が我々一般人より多いのでしょう。知ってか知らずか、直感力を高めるための行動を自然と実行しています。

「心を整える」は100万部を超えるベストセラーになりました。長友佑都の著書「上昇思考」もベストセラーを記録しています。大災害、世界経済の不振、安定しない世界情勢、あてにならないマスメディアなど、何を頼りにして良いのかわからない時代に、人々は知らず知らずのうちに、自らの「直感力」を基に判断しよう、という生物としての本能が働いているのかもしれません。混乱の時代を生き抜く術は、「直感力」。時代の先端を走る人々は、そのことを肌で感じているのだと、感じました。

おすすめ商品

この記事を読んで、本書に興味を持った方はこちら

長谷部誠のベストセラー「心を整える」はこちら。Kindle版をご紹介します。

長友佑都が書いた「上昇思考」のKindle版はこちら