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後半に失点する清水、後半に得点する川崎。杉本健勇に注目。2015年J1第14節 清水エスパルス対川崎フロンターレ プレビュー

   

2015年Jリーグ第14節、川崎フロンターレの対戦相手は清水エスパルスです。清水エスパルスのデータと川崎フロンターレのデータを調べていると、興味深いデータを発見しました。

後半に失点する清水、後半に得点する川崎。

清水エスパルスの失点数は、24失点でJリーグ最多なのですが、そのうち後半の失点数が16失点。つまり、失点の7割が後半に生まれているのです。一方、川崎フロンターレの得点数23はJリーグ最多ですが、そのうち後半の得点が14得点と、得点の6割が後半に生まれています。

そう考えると、川崎フロンターレが後半に仕留められるか、清水エスパルスが失点せずに得点できるかが、この試合のポイントになりそうです。そして、前半はお互い戦い方を探りあうような展開になることが予想されます。この試合の後半の戦い方に、注目です。

杉本健勇に求めるより高いレベルのプレー

この試合は、杉本健勇に注目です。直近の4試合で4ゴールを挙げ、いよいよ持てる力を発揮しつつあるように見えます。

杉本は川崎フロンターレに加入してから、試合を重ねる毎に、「いつ」「どこで」「どう」動くのかが、改善されています。特に、ボールを受けるために、相手を外す動きの頻度と質は、日に日に高まってきています。結果を出しているのは、相手を外せるようになってきて、味方が杉本にパスを出しやすくなったからだと、僕は感じています。

まだまだ、ボールを受けた後の「止める」動作や、「運ぶ」動作にミスや、パスをする、ドリブルする、シュートするといったプレーを、「いつ」「どこで」やるべきかというプレー判断のミスが多く、ボールを奪われてしまう場面も目立ちます。また、ボールを奪われた後、直ぐにボールを奪いにいかなかったり、相手のパスをただぼーっと眺めているだけに見えるような場面もあります。結果は出ていますが、まだまだ改善すべき点はたくさんあります。

ただ、杉本がスタメンで出るようになって、川崎フロンターレの攻め方に「高さ」「強さ」という要素が加わりました。このブログでは何度も書いていますが、川崎フロンターレは別にパスをつなぐサッカーを志向しているわけではありません。「ボールを保持できればいい」といった「ポゼッション原理主義」のチームでもありません。最善の方法を選択出来れば、攻撃の方法は問いません。三好のようにセンターサークルからロングシュートを撃ってもいいのです。重要なのは、相手の守備をいかに崩すか。だから、崩し方のパターンは、いくらあってもよいのです。

杉本のプレーを見ていると、求められている役割は、バイエルン・ミュンヘンのレバンドフスキに似ていると思う時があります。レバンドフスキは、ロングボールのキープやポストプレーに長けた選手です。相手がショートパスのパスカットを狙ってきたら、一番ゴールに近いFWに渡して、ボールをキープしてもらって相手を押し込んだり、あるいは一気にゴールを決めてもらう。杉本に求められているのは、こういう役割なのです。そして、杉本なら出来るはずです。

才能のある選手だからこそ、高いレベルを要求していく。これが、個人のレベルアップにつながり、チームのレベルアップにつながるはずです。杉本については、もっと凄い成績が残せる選手です。正直シーズン5得点じゃもの足りないし、年間15得点でも物足りません。25得点くらいして、ようやく合格点。このくらい要求してよい選手です。

杉本のプレーに注目するとともに、才能ある選手には厳しくも暖かい視点で、これからも見守っていきたいとおもいます。

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