成功も失敗も肯定できる強さ。書評「須藤元気のつくり方」(須藤元気)

格闘家として活躍した後、ベストセラー作家となっただけでなく、拓殖大学のレスリング部の監督として大学日本一、WORLD ORDERのメンバーとして海外でも高い評価を受けるなど、幅広い分野で活躍する須藤元気。その須藤元気の半生について書かれたのが、本書「須藤元気の作り方」です。

目標を達成するための最短距離を走る

格闘家、ベストセラー作家、レスリング部の監督、ミュージシャン・・・。なぜ、須藤元気が幅広い分野で成功をおさめることが出来るのか。それは、須藤元気の物事に対する取り組み方に要因があるのではないかと、本書を読んでいて感じました。

須藤元気はやりたいことがあったら、「どうやったらその目標が達成できるのか」を様々な角度で考え、具体的な方法を導き出します。方法を考えついたら、全力で取組む。途中で問題が発生したら、軌道修正したりしながらも、最短距離で突っ走る。端的に言うと、須藤元気がやっていることは、これだけです。

成功も失敗も肯定する

しかし、これが他の人には出来ません。自分がやりたいこと以外の事に時間を取られたり、重要度の低いことばかり対応してしまう。それは、1日の流れからすればなんてことがない時間かもしれませんが、長い期間で見ると、こうした短い時間の積み重ねが、大きな差につながるのです。

だからこそ、須藤元気は常に自分に何がしたいかを問いかけ、実行します。そして、自分の心の底からやりたいことをやっているからこそ、成功も失敗も肯定出来るのです。成功も失敗も肯定できる強さこそが、本当の強さであり、それが須藤元気に人が惹きつけられる理由なのではないかと思います。

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