ありそうでなかった、旅のコンシェルジュ本。書評「青本」(高城剛)

毎週金曜日に発行される高城剛さんのメールマガジン「高城未来研究所「Future Report」」。本書「青本」は、そのメールマガジンに寄せられた「Q&A」の中で、メールマガジンの読者から数多く受ける「旅」に関する質問をまとめ、特化した一冊です。

・親子3世代での箱根の楽しみ方とは?
・沖縄ラーメンとつけ麺のオススメは?
・東南アジアを周遊する際の、iPhoneの使い方。
・受け身の観光ではなく、主体的にその土地の産業を知るには?
・南米とニューヨークで地域戦略を感じたい。
・イビサでウニが採れるビーチはどこですか?
・ニュージーランド、オーストラリア、アジアの女性一人旅で気をつけることは?
・マラケシュ行きの飛行機がワルザザードに着陸した!?
・手荷物の制限をクリアするために、変わらず紙袋を使っていますか?
・オススメのバックパックはありますか?
・情報もない中、どうしたら良いレストランを見つけられますか?

ありそうでなかったガイドブック

本書は、「日本編」「アジア編」「アメリカ・カナダ・中南米編」「ヨーロッパ編」「アフリカ編」に分かれて、旅の様々な目的やニーズに対して、高城さんのアイディアが書かれています。読み終えて、実はあまりないタイプの旅の本なのかも、と思いました。

本書には、「○○したい」とか「○○に行きたいけれど、何を気をつければよいのか知りたい」といった情報が詳しく紹介されているのですが、こうした情報って、実はガイドブックを買う前に知りたいことだったりする気がします。

そして、世界中の情報が1冊の本にまとめてられてるって、ありそうでなかったと思うのです。今までは、ネットに掲載されている玉石混合の情報を元に、自分の頭で判断しなければいけませんでしたが、こうして1冊の本でまとめられていると助かります。280円という金額も嬉しいですね。

旅先で「○○したい」とか「○○に行きたいけれど、何を気をつければよいのか知りたい」って、実は旅が始まってから、ホテルのコンシェルジュに相談していたことのような気がします。そう考えると、本書はありそうでなかった「旅のコンシェルジュ本」と位置づけられる1冊なのかもしれません。

旅行前でだけでなく、旅先でも読みたい1冊です。

関連記事

高城剛とnishi19 breaking newsが自信をもって紹介するバルセロナのおすすめスポット
沖縄の新たな魅力を伝えるガイドブックとしては、上出来。ひとつだけ注文。書評「NEXTRAVELER(ネクストラベラー) vol.01 沖縄 (素敵な星の旅行ガイド) 」
ようやく訪れたLCC時代に読むべき1冊。書評「70円で飛行機に乗る方法」(高城剛)

関連商品