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書評「人生を変える南の島々。アジア編」(高城剛)-アジアの南の島に人が集まる理由-

   

本書「人生を変える南の島々。アジア編」は、高城剛さん自身がすべての島々を自らの資金で訪れ、すべての写真を撮り下ろし、旅行代理店や航空会社のタイアップをすべて断り、政府観光局から「できれば書かないでほしい」と言われたことも書いた、世間では良いと言われる観光地の地獄っぷりや、誰も知らない天国までまとめた、最強のアジアの南の島のガイドブックです。

アジアの南の島でビジネス会議が行われている

本書で紹介されていた、ボーイング社の「2014年度最新市場予測」によれば、今後20年間で36,770機の新造機を予定しているそうですが、メインマーケットはアジアだそうです。今後アジアは経済発展を遂げ、大都市への人口集中が予想され、長距離国際線の利用客が1日1万人以上の「航空大都市」が100都市まで膨れ上がり、さらに都市間だけではなく、アジアのリゾート需要が今後大爆発するのだそうです。

アジアの南の島というと、本書でも紹介されているようなバリ島やプーケット島を思い浮かべますが、シンガポールやクアラルンプールも「南の島」です。近年、外資系企業のアジアのヘッドクオーターは、シンガポールやクアラルンプールにあることが多く、大規模な社内会議が頻繁に開催されています。都会のレストランではなく、南の島でリラックスした空間でビジネスの話をすることで、意思統一をしやすくするという効果を狙っているのです。

大都会と南の島しか人は集まらない?

高城さんは、本書のおわりにこんなことを書いています。

今世界でおきていることは、中間層の喪失だけではない。今、世界で起きていることは大都会と南の島以外の中間領域そのものの没落のように僕には見える。もしかしたら、これからは大都会と南の島しか人は集まらないのではないのだろうか?仕事も私事も、この二拠点にすべてが集約されるのが、これから20年かけて起こる世界的地殻変動なのかもしれない、と南の島を日々まわりながら実感している。

本書は、「こんな島行ってみたい」と美しい写真や紹介文を読んでいるだけでも十分楽しめる1冊ですが、本書が出版された背景を考えると、さらに楽しめる1冊です。眺めるだけで終わるか、情報から色々想像するか、そして実際に行ってしまうか。

必要なのは、「人生に必要なのは、iPhoneと 勇気と サムマネー」(高城剛)。

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