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21世紀の健康とは。書評「サバイバル時代の健康術 ~アーユルヴェーダで頭と体のバランスを整える」(高城剛)

   

サバイバル時代の健康術 ~アーユルヴェーダで頭と体のバランスを整える

アーユルヴェーダとは、およそ3000年前に古代ヒマラヤで誕生し、現存する他の医学よりもずっと前に体系化された医学で、「この世に生まれ落ちた瞬間の状態こそ、もっとも生命エネルギーにあふれ、病から程遠い存在だと考えられ、その本来の自分に戻る」ための施術を行う医学のことを指す。

現在、アーユルヴェーダはインドやスリランカで実践されているのだが、本書では著者がスリランカを訪れた経験を元に、3000年前に誕生し、一見時代錯誤と思われるアーユルヴェーダが、21世紀をサバイバルするために必要な健康術だと、詳しく説明しています。

21世紀の健康術は西洋医学と東洋医学のハイブリッド

この本の要点は、アーユルヴェーダの健康術の具体的な説明以外に2つあります。1つ目は、21世紀の健康術についてです。近年、アーユルヴェーダに代表される東洋医学やホメオパシーなどの代替医療が改めて注目されつつあるそうです。その理由としては、高城剛の別の書籍に書かれていましたが、WHOが健康の定義に「霊的健康(スピリチュアル)」を加えたからです。

西洋医学と東洋医学では問題点に対するアプローチと解決策が違います。西洋医学は「問題点を取り除く」ための対応を行うのに対し、アーユルヴェーダに代表される西洋医学(代替医療)は、「本来の自分を取り戻すことで、身体の問題を解決する」ための対応を行います。本書では、両者の良いところを使い分け、心身の健康を管理していくのが、21世紀の健康術だと説明しています。

本来の自分を知り、自分らしく生きることが21世紀の最大の健康法

2つ目は、本来の自分を知り、自分らしく生きることの重要性です。アーユルヴェーダは、「本来の自分に戻る」ための医学です。では、本来の自分とは何者なのでしょうか。本書によると、人間が本来持っている体質は変えられないという。つまり、明るく活発で人と交流するのが好きな人が、努力してひきこもって一人で黙々と何かをする人になるのは難しいと書かれており、体質にあわない習慣や行動が原因となり、健康を害するのだと書かれている。

今後人間は心身ともに健康に生きていくにはどうするべきなのだろうか。21世紀が進むにつれて、社会保障制度が破綻することは確実視されている。政府や自治体、あるいは病院に自分自身の健康を守ってもらうことは、これからますます難しくなっていく。そうなると、自分自身の健康は自分で管理していくしかないのだ。自分自身の健康を自分で管理していくにはどうしたらよいのかというと、まずは自分自身を知ることからはじめなければならない。

自分はどんな人間なのか。どんな体質なのか。どんな仕事がしたいのか。どんな家庭を築きたいのか。など。自分自身が何をしたいのか。そこにこそ、心身ともに健康に過ごすためのヒントがあるのだというのが、本書が最も伝えたかったメッセージではないのだろうか。

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