nishi19 breaking news

スポーツでもっと楽しい未来を作る

トラップの天才!藤田俊哉の現役引退を惜しむ

      2014/07/22

日本サッカーMF論

現役引退と新しい挑戦への決断!(藤田俊哉オフィシャルサイトより)

ジュビロ磐田の黄金期を支えた藤田俊哉さんが、本日現役引退を発表しました。173cmのMFが40歳まで現役を続けたことは、驚くべきことです。藤田さんの何が凄かったのか、現役引退を機にあらためて考えてみました。

J1通算100ゴールを支えた”相手の背後を取る技術”

藤田俊哉さんの凄さは、J1通算100ゴールという数字が証明しています。MFでしかも173cmしかない選手が100ゴールを奪っているということは、それだけ得点する技術が高かったからだ、と言えます。

藤田俊哉さんの得点に、ドリブルシュートやミドルシュートはほとんどありませんが、相手の背後からするするとゴール前に入ってきて、ワンタッチもしくはツータッチで、コースを狙ったシュートを流しこむのを得意としていました。相手の背後を取る技術の高さが、J1通算100ゴールを支えていたのだと言えます。

J1″ボールを受ける”天才

藤田俊哉さんは、相手の背後を取る技術も高いですが、トラップの名手でもありました。特に中盤でボランチからグラウンダーのボールを右足のインサイドで受けて、くるっと前を向くプレーは本当になめらかで、香川真司が出てくるまでは、僕の中では日本人で藤田俊哉さんがもっともトラップのうまい選手でした。

トラップがうまいので、狭いエリアでも相手のマークを外してボールを受けることができるので、味方にとってはボールを預けやすい選手だったと思います。藤田俊哉さんの”ボールを受ける”技術の高さがなければ、ジュビロの黄金期のパス回しはなかったと思います。

サッカー界全体のことを考えて活動

テレビを通じて観ていた藤田俊哉さんはとても気さくな方だな、という印象を持っています。そのキャラクターは、プレーよりもJリーグの選手会長を担当していた時に、役だったのだとでしょう。Jリーグの選手会長として、契約期間満了時の移籍金を撤廃させ、日本人の海外進出を促したのも、藤田俊哉さんの功績です。サッカー界全体のことを考えて、選手時代から活動し、他のチームの選手からの人望も厚い、貴重な選手でした。

日本代表や海外でのプレーをもっと観たかった。

残念だったのは、日本代表でのプレー機会があまりにも少なかったことです。また、Jリーグで100ゴール決めた選手にもかかわらず、海外でプレーしたのがユトレヒトでの半年間しかないのも残念です。彼の全盛期に、日本代表や海外でプレーする姿を、もっと観てみたかったです。

現役生活お疲れ様でした。これからのご活躍を期待しております。

おすすめ商品

藤田俊哉さんと杉山茂樹さんの共著。「MF論」はこちら。

藤田俊哉さんといえば、スパイクは雨の日でも「adidas コパ・ムンディアル」しか履かないことで有名でした。
藤田俊哉さんのように、ゴールも決められるMFを目指している方は、ぜひこのスパイクを履いてください。

こんな商品あるんだ。静岡サッカーを彩った名選手の秘蔵映像をまとめたDVDです。

 -