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30代の自分にとって読むべき1冊。書評「坂の上の坂」(藤原和博)

      2014/07/22

坂の上の坂

ピーター・バラカンがMCを務める「Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM」という番組のPodcastで、藤原和博さんがゲストとして出演している回を聴いて、本書のことを知りました。

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本書のサブタイトルに「55歳までにやっておきたいこと」とありますが、読み終えて、30代の自分が20年後の自分の人生を考えるために、何を考えればよいのか非常に分かりやすくまとまっていると感じました。本書を読んで、自分が共感できた5つのポイントをまとめておきます。

自分の時間と、自分の仕事を取り戻す

会社という組織の中では、ポジションが上がって課長、部長と偉くなると、現場から離れていき、本来の自分の仕事や、やるべき仕事、やりたい仕事から遠ざかっていくことによって、自分のほんとうの脳力を磨く時間を奪われてしまう、と本書には書かれています。

そこで著者が取った方法は、「フェロー」という形でプロジェクト単位で会社と契約する形態で仕事を請け負うことで、自分の時間を取り戻し、自分の仕事や、自分のテーマを追求できるようにリセットする、というもの。誰にでも出来る方法ではありませんが、プロジェクト単位で会社で契約する、という仕事の仕方は、今後増えていくのではないかと思います。

あえて危機を演出することが、じぶんを成長させる

本書には、五年に一度くらいの割合で、その時に持っていたものを思い切って捨ててしまうリスクを取ることで、大きなリターンを得てきたと書かれています。他に、僕が「あえて危機を演出することが、じぶんを成長させる」という項を読んで感じたことは、「自ら与えたストレスなら、耐えられる」ということです。

人から与えられたストレスは、自分で想定していないストレスも含まれる可能性もありますから、耐え切れずに潰れてしまう可能性があります。しかし、自ら与えたストレスなら、自分である程度想定しているので、耐えられるのではないのでしょうか。

外国人にも理解できるよう、履歴書を書いてみる。

外国人は「どこで仕事をしていたのか」ではなく、「何ができるのか」で判断します。本書では、「自分がやってきた具体的な仕事の内容と成果」「自分のキャリアを総括して、”何が売りか”抽出する」「個人的にやり続けている社会的な活動」の3つのポイントで、履歴書を作ることを勧めています。

僕も定期的に履歴書を書きなおして、自分のキャリアを点検するようにしています。転職をするかどうか別として、「自分は何が出来るのか」把握するための履歴書づくりは、定期的に実践していきたいと思います。

自分で本を出し、講演できるスキルを身につける

「会社の○○」と呼ばれなくなる方法の1つが、本を書くことだと僕も思います。本を書くと、その内容で講演が出来るようになります。本を書くのはすぐには出来ません。自分の仕事や得意分野を前項で記載した履歴書に書いたりすることで棚卸しし、文字に書き起こすのは、時間がかかります。

時間がかかっても、いつか自分の本を書いてみたいと思います。

会社以外のコミュニティを早めに探しておく

「会社の○○」以外で付き合える場所としては、僕は”趣味”と”仕事”の両方で作っておくべきだと思います。本書にはコミュニティを作るための具体的な方法がいくつも書かれていますが、僕がおすすめするのは、”ボランティア活動”の参加です。僕は過去に川崎フロンターレのボランティアスタッフとして活動したり、「サービスグラント」というNPOで、NPOを支援するための活動にボランティアとして参加していました。こうした活動を通じて、仕事では知り合えない人々と交流を深めることが出来ましたし、サービスグラントの活動では、普段の自分の仕事が、会社以外でも通用するのか、プロジェクトを通じて試すことが出来ました。

趣味としてのコミュニティづくりも重要ですが、自分のビジネススキルが活かせるコミュニティを探しておくことが、これからの人生を充実させるために大切なことなのだと、本書を読んで改めて実感しました。

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本書を読んで、興味を持った方はこちら

本書にも一部登場する、星野リゾートの星野佳路さんとの共著。
図書館で予約したので、読むのが楽しみです。

ピーター・バラカンさんが自らの経験に基づいて、ラジオの魅力を語った1冊。
読んでみたいと思いつつ、まだ読めていないので、これを機に読んでみたい1冊です。

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