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なぜマンチェスター・ユナイテッドはファンペルシーを獲得したのか

      2012/12/13

ついに噂されていたファンペルシーのマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が成立しました。アーセナルからマンチェスター・ユナイテッドへの移籍というライバルチーム間での移籍ということ、昨シーズンのプレミアリーグの得点王の移籍ということもあり、注目を集めた移籍となりました。

そこで、「なぜマンチェスター・ユナイテッドはファンペルシーを獲得したのか」という点に焦点をあてて、この移籍の意味を考えてみました。

FWの得点力がマンチェスター・シティに比べて低い

昨シーズン、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティは、最終節まで優勝争いを繰り広げましたが、1位と2位の差を分けたのは、「得点力」でした。マンチェスター・シティは昨シーズンプレミアリーグで12ゴール以上を挙げた選手が3名(アグエロ、ジェコ、バロテッリ)といましたが、マンチェスター・ユナイテッドはルーニーの1人だけでした。

その結果、マンチェスター・シティの得点数は93、マンチェスター・ユナイテッドは89と開きが出た結果、得失点の差で、優勝をマンチェスター・シティにさらわれる結果になりました。

なお、失点数はマンチェスター・シティは29、マンチェスター・ユナイテッドが33と同じく4点差がついているのですが、ファーガソン監督は攻撃の強化で差を埋める選択をした、と言えると思います。

参考記事

Robin van Persie can give Manchester United new hope

ルーニーの負担軽減

また、12点以上得点を取れる選手がルーニー1人しかいなかったという点は、ルーニーの負担が大きかったということを意味しています。昨年のマンチェスター・ユナイテッドはルーニーの調子が悪い試合は、得点が取れなかった印象が残っています。

また、マンチェスター・ユナイテッドはプレミアリーグだけではなく、チャンピオンズリーグやFAカップなど、全てのタイトル獲得を視野にいれて、シーズンを戦うチームです。シーズン通して調子の波を小さくして戦っていくには、1人の選手に掛かる負担を小さくしなければなりませんので、ルーニーの調子が悪い時期をカバーするために、ファーガソンはファンペルシーの獲得を望んだのだと思います。

ファンペルシーは第二のベルバトフにならないのか?

上記2点がファンペルシーを獲得した主な理由だと思いますが、気になるのは戦力外が噂されているベルバトフです。ベルバトフは、当時約60億円となる移籍金(実際には非公開であるため推定額)で、マンチェスター・ユナイテッドに加入しました。2010-11年シーズンには、得点王を獲得したものの、同年のチャンピオンズリーグ決勝ではベンチ外になるなど、移籍金ほどの活躍はできなかった印象があります。また、ベルバトフは大っぴらにチームを批判したりしませんでしたが、ベンチに座っている時に暗い顔をしていることが多く、チームによい影響を与えていなかったのでは?と思うことがありました。

ファンペルシーも、元来は気性の荒い選手です。アーセナルでは、絶対的なストライカーとしてポジションが確保されていましたが、マンチェスター・ユナイテッドでは、ウェルベック、エルナンデス、ルーニー、香川などと、競争してポジションを確保しなければなりません。もし、ファンペルシーがベンチに座る時間が長くなった時、ベルバトフのようにならないとは、言い切れません。

また、29歳という年齢も気になります。個人的には、アーセナルがセスク・ファブレガスの時ほど、契約延長に向けたアクションを取らなかった印象があります。それを、選手の売り時を間違えないベンゲルが、ファンペルシーの全盛期は既に過ぎている、と判断してとった行動だとしたら。ファンペルシーが第二のベルバトフになる可能性は、十分あるのではないかと思います。

こんな想像ができるのも、シーズン前の楽しみです。ファンペルシーがマンチェスター・ユナイテッドでどのようなプレーをするのか、今シーズンのプレミアリーグも目が離せません。

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