DFラインの高さと得点の関係。2014年J1第30節 川崎フロンターレ対ヴァンフォーレ甲府 プレビュー

2014年第30節、川崎フロンターレの対戦相手はヴァンフォーレ甲府。第11節での対戦では、2-0で川崎フロンターレが勝ちました。

DFラインを高く保てるか

この試合のポイントは、DFラインをいかに高く保てるかです。

前節は實藤と谷口がセンターバックを務めました。ジェシと井川のセンターバックコンビと比べてこの2人が優れているのは、2人共スピードがあることです。スピードがあるので、DFラインの背後にボールが出てもカバー出来るので、DFラインを高く保つことが出来ます。

DFラインを高く保つことが出来ると、FWとDFの距離が短くなります。また、1人1人の距離も短くなるので、相手選手にボールを奪われても、すぐにボールを奪い返しやすくなります。また、攻撃の時にすぐに味方のサポートに参加することが出来ます。また、FWとDFの距離が短ければ、運動量を少なくすることが出来ます。

この試合は、川崎フロンターレがボールを握る時間が長くなることが予想されます。DFラインを高く保って攻撃をする時間が長くなると思うのですが、一方でDFラインを高く保つということは、背後にスペースを作るため、カウンター攻撃のチャンスを与えるリスクを抱える事になります。

DFラインを高く時間が長く保てれば、ヴァンフォーレ甲府が守備を固めてきても、川崎フロンターレの攻撃力があれば、攻略出来ると思います。だからこそ、先制点を奪われないように、ゲームを進める必要があります。先制点を奪われてしまうと、守備が強いヴァンフォーレ甲府に、より守備を固められてしまいます。

DFラインを高く保ちながら、いかにして先制点を奪うか。リスクを上手くコントロール出来るか注目です。

得点が取れない時の中村憲剛

もう一つ注目したいのが、得点が取れない時の選手交代です。

ヴァンフォーレ甲府は守備が強い相手なので、得点を奪えずに時間が経過する可能性は十分に考えられます。そんな時、選手交代で流れを変える必要があります。

川崎フロンターレは、得点が取れない時の選手交代がシーズン通しての課題なのですが、この試合は幸か不幸か、中村憲剛がベンチからスタートすることが予想されます。短い時間でも、中村憲剛ならボールを上手く受けて、相手の意表を突くパスを繰り出し、チャンスを作ることが出来るはずです。

また、森島康仁がようやくチームの戦い方にフィットしつつあるのも好材料です。森島の強さと高さは、試合終盤に得点が欲しい場面で、チームの力になってくれると思います。

残り5試合で、浦和レッズとの勝ち点差は6。優勝を狙う川崎フロンターレ、J1残留がかかるヴァンフォーレ甲府。ともに勝ち点3が欲しい試合です。どのような試合になるのか、注目です。

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