体罰を不要とするゴルフ「VISION 54」のメソッド

昨日「GetSports」という番組で、「VISION 54」というプログラムが紹介されていました。「VISION 54」とは、リン・マリオットとピア・ニールソンという2人が提唱するメンタルトレーニングと独特の練習法を組み合わせたゴルフ上達プログラムの事で、宮里藍、ヤニ・ツェンなどのLPGAツアーに参加している選手の多くが、「VISION 54」のプログラムを取り入れています。番組内では、「VISION 54」の基本的な考え方が紹介されたのですが、とても興味深い内容だったので、ご紹介します。

「入力ボックス」と「出力ボックス」

まず、紹介されたのが「入力ボックス」と「出力ボックス」という言葉です。「入力ボックス」とは、「どんなショットを打とう」といったイメージを決める場所で、「出力ボックス」とは、決めたイメージを実践する場所の事を指します。

ポイントは、「入力ボックス」と「出力ボックス」を明確に分けることです。「出力ボックス」ではショットを打つことに集中しますす。「入力ボックス」と「出力ボックス」を分けることで、「出力ボックス」での集中力が高まりミスが減り、「入力ボックス」で自分がすべきことを決めているので、「出力ボックス」に移った時、スムーズに動作を行うことが出来るそうです。

リラックスするためにすべきこととは?

次に紹介されていたのは、リラックスするための方法です。「VISION 54」によると、顔の筋肉に力が入ると緊張してしまうので、顔の筋肉をほぐすためのメソッドとして、眼をぐるぐる動かしたり、ポテトチップスを加えながら、割らないようにしてショットを打つ練習方法が紹介されていました。顔の筋肉には様々な神経が集中しているため、顔に力がはいると、体全体に力が入ってしまうので、リラックスさせようと思ったら、顔をリラックスさせるとよいと紹介されていました。

イメージと体をシンクロさせるための方法

最後に紹介されていたのは、イメージと体をシンクロさせる方法です。眼をつぶってパットを打ってみて、どのくらいカップから外れているのかを自分の感覚から判断し、実際の動作とのズレを判断するというもの。これは、どんなスポーツにも応用できそうな練習方法でした。

「VISION 54」のようなメソッドは体罰を不要にする

なぜ「VISION 54」のことを取り上げたのかというと、こうした技術向上に直接結びつくプログラムを実践していれば、体罰を使った指導は不要になると感じたからです。

体罰がなぜ不要かというと、体罰が直接技術向上につながらないからです。この番組で紹介されていた内容は「VISION 54」の基本的な内容でしたが、どれも「自分の力を最大限発揮する」ために考えられたプログラムで、仕事の現場にも応用できそうな内容です。こうしたプログラムがスポーツの現場に浸透していけば、自然と体罰はなくなるのではないのでしょうか。

おすすめ商品

VISION 54のメソッドが掲載されている書籍はこちら。

VISION 54のメソッドを有名にした、アニカ・ソレンスタムの自叙伝はこちら。

宮里藍がスランプから学んだメンタル術について書かれた書籍はこちら。
「最高の涙―宮里藍、世界女王への道」と併せて読むことをおすすめします。