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名選手はウォーミングアップも一味違う。-パベル・ネドベド編-

   

スタジアムでサッカー観戦する時楽しみにしている事があります。それは、試合前のウォーミングアップです。試合前のウォーミングアップをじっくり観察すると、試合を観ているだけではわからないテクニックや、試合に向けてどのような準備をしているかがわかります。そして、名選手のウォーミングアップは観ているだけで楽しいですし、また、名選手ほどウォーミングアップのやり方も独特です。

今日は、ラツィオやユベントスで活躍したチェコ代表のパベル・ネドベドのウォーミングアップのエピソードをご紹介します。

個人個人でウォーミングアップ

2003年2月、卒業旅行として僕はイギリスにサッカー観戦旅行に行きました。前日ロンドンでチャンピオンズリーグのアーセナル対アヤックスを観た僕は、ロンドンから列車で2時間半乗ってマンチェスターへとやってきました。観戦したのはマンチェスター・ユナイテッド対ユベントスというカードだったのですが、残念ながらユベントスはデルピエーロやブッフォンなどの主力選手が風邪で欠場したのですが、ネドベド、ダービッツ、トレゼゲといった選手たちは出場しました。

以前その試合を見に行った時のベッカムのウォーミングアップについて紹介しましたが、ユベントスのウォーミングアップも印象に残っています。
まず、選手がグラウンドに入ってきて、フィジカルコーチと思われる人を中心に円陣を組んで、何やら打ち合わせ。その後、選手が散らばって個々にウォーミングアップを行います。ある選手はパスの練習、ある選手はシュート練習と、一人一人メニューが違います。全員が同じウォーミングアップをすることが当たり前だと思っていた僕は、前日のアーセナルのウォーミングアップもそうでしたが、ヨーロッパの超一流選手が、個人個人でウォーミングアップを行う姿に、衝撃を覚えました。

ひたすら走り続けるネドベド

ユベントスのウォーミングアップで特に印象に残っているのは、パベル・ネドベドのウォーミングアップです。ネドベドのウォーミングアップは独特です。ウォーミングアップに割り当てられた20分間ほどの時間、ひたすら走るのです。

40mほどの距離をダッシュで10本ほど走った後、何回かジャンプした後に、20mほどダッシュ。これも10本ほどやった後に、浮き球をボレーで返す練習をやって、終了です。僕が驚いたのは、走る量と強度です。試合前に、これほどのスピードで、何本も走るウォーミングアップを僕は観たことがありませんでした。ネドベドという選手は、90分間絶え間なく走る運動量で知られた選手でしたが、ネドベドが90分間走りきれる理由が、ウォーミングアップを観ていると分かる気がしました。

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