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「わからない」から何回も観てしまう。「わからない」から調べてしまう。

   

結局、どうして面白いのか ──「水曜どうでしょう」のしくみ

北海道テレビの人気番組に、「水曜どうでしょう」という番組があります。2002年に番組が終了して早11年が経過しようとしていますが、その人気は衰えることなくますます加速しているように思えます。今年9月には「水曜どうでしょう祭」と題して、真駒内セキスイハイムアリーナとスタジアムを使って、3日間にも及ぶ大規模なイベントが行われることが発表されました。昨年のDVD売上げランキングのバラエティ部門の1位2位は、共に水曜どうでしょうのDVDだったそうです。10年以上前のDVDとしては異例です。「水曜どうでしょう」はなぜおもしろいのか。そのことについて大学教授が研究した本も発売されました。

スタジオジブリが出すアニメは、「魔女の宅急便」以降どの作品も大ヒットを記録しています。金曜ロードショーで定期的にジブリ作品が放送されるのですが、皆ストーリーや結末は知っているにもかかわらず、放送されるたびに高視聴率を記録します。しまいには、「バルス」というセリフをいうタイミングで一斉にツイートするイベントまで起こって、Twitterの瞬間ツイート数の記録を作ったほどでした。

「水曜どうでしょう」もスタジオジブリの作品も、何回も何回も観ている人が多い作品です。僕なりに何回も何回も観てしまう理由を考えてみたのですが、たぶん「何回観てもわからないから、観てしまう」作品なのではないのでしょうか。

「何回も観てしまう」行為は、「あのシーンのあの○○をもう一度見たい」という欲求が元になっていることもあると思うのですが、それ以外にも「何回観ても違う見方ができる」や「何回観ても新しい発見がある」ということも要因になっていると思います。「違う見方」や「新しい発見がある」ということができるということは、1回観ただけではわからない何かがある、という事かと思います。「水曜どうでしょう」や「ジブリアニメ」を観ている人は、「これを知りたい」という具体的な欲求があって、観ているわけではないと思います。むしろ、言葉に出来ない快感だったり、欲求を求めて、何回も観ているのだと思います。

僕は、「水曜どうでしょう」や「ジブリアニメ」もそうですが、落合博満さんや風間八宏さんの采配など、「わからない」ものに惹かれるようです。「わからない」から調べたくなってしまうし、「わからない」から何度でも見返してしまいます。すべては「わからない」ことを「理解したい」からなのです。

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