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書評「勝つ人のメンタル」(大儀見 浩介)-仕事のレベルが上がればメンタルトレーニングのレベルも上がる-

   

勝つ人のメンタル

本書は、「勝つ人のメンタル」サッカー男子・女子日本代表選手をはじめ、一流アスリートを指導してきたメンタルトレーニング・コーチが、やる気や集中力を高め、最高の心理状態で本番を迎えるための、数々の心理技法を教えてくれる1冊です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本書の著者はなでしこジャパンの大儀見優季さんの夫です。近年、プロゴルファーの横峯さくらさんなど、メンタルトレーニングコーチと結婚される女性アスリートの方がいらっしゃいます。これらの事例は、精神的な支えになる存在が女性アスリートにとっていかに大切か、そしてメンタルトレーニングコーチがいかにアスリートを支える存在として大きな存在であるかを教えてくれます。

仕事のレベルが上がると、リセット方法もレベルアップさせないといけない

本書の内容からは少し外れますが、最近印象に残っているのが、「プロフェッショナル仕事の流儀」という番組で、左官職人の挾土秀平さんが語っていた「仕事のレベルが上がると、リセット方法もレベルアップさせないといけない」という言葉です。

挾土さんが番組に取り上げられた20当時、挾土さんは仕事が終わるとカラオケで矢沢永吉を歌うことで、嫌な仕事もいい仕事もリセットし、新たな気持ちで仕事に臨めるような精神状態を作っていたそうです。

しかし、「プロフェッショナル仕事の流儀」出演後、挾土さんの仕事のレベルや、社会的な地位が上がったことによって、以前のリセット方法ではリセット出来なくなってきたというのです。

挾土さんは「仕事のレベルが上がると、リセット方法もレベルアップさせないといけない」と語っています。挾土さんの現在のリセット方法は、文章を書くことなのだそうです。

もっとメンタルトレーニングは一般化すべき

本書に書かれている内容は、メンタルトレーニングの考え方としては、基本的な内容だと思います。メンタルトレーニングとは何か、メンタルトレーニングを自分の生活に取り入れるきっかけに出来る1冊だと思います。

問題は自分の生活にどう取り入れるか、だと思います。メンタルトレーニングがストレスになっては、あまり意味がありません。僕はストレスになるので、本書に書かれているようなやり方は、全部取り入れないと思います。

きちんと取り入れたい方は、専門家のアドバイスを聞くことをおすすめしたいのですが、専門家の意見を聞く場所が確率されていないことが、現在の日本のメンタルトレーニングの問題点だとも感じます。そんなことも考えさせてくれた1冊です。

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