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鈴木敏夫のジブリ汗まみれ「ブルーレイ発売記念トークイベント「やさしさに包まれたなら」(出演:松任谷由実)」-一つ一つ目の前のことを全力で-

   

ようやく聴きたかった音声を、Podcastで聴くことができました。今回ご紹介するのは、「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」で放送された、12月9日に東京・青山スパイラルホールで行われた「魔女の宅急便」「おもひでぽろぽろ」ブルーレイ発売記念トークイベント「やさしさに包まれたなら」模様を収録した音声です。

イベントに出演したのは、『魔女の宅急便』の挿入歌「やさしさに包まれたなら」「ルージュの伝言」を歌ったシンガー・ソングライターの松任谷由実さん(以下ユーミン)とスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー。ユーミンがこのようなイベントに出演するのは「10年に1度」とのことなので、話された内容も含めて、貴重なイベントになりました。

このイベントでは、魔女の宅急便の主題歌になぜユーミンの歌が使われたのか。そして宮崎駿の次回作「風立ちぬ」にユーミンのデビュー・アルバムに収録されている「ひこうき雲」を使いたい、と鈴木さんがイベントで依頼したことも話題になりました。

しかし、僕が印象に残ったことは、全く別のことでした。ネットのどのメディアにも取り上げられてない箇所でしたが、個人的には「ここが一番このイベントで重要なんじゃないか」と思ったほとです。

目の前の事を一つ一つクリアしてきたユーミンとスタジオジブリ

僕がこのPodcastを聴いて最も印象に残ったのは、ユーミンがイベントの最後に「これだけは言っておかなきゃ」という感じで喋り始めた、こんな言葉です。

ユーミンによると、魔女の宅急便のブルーレイディスクに鈴木敏夫さんが書いたライナーノーツには、こんなことが書かれているそうです。

人間には2種類のタイプがいる。
一人目は、目標を立てて、目標に向かって進んでいく人間。
もう一人は、目の前の事を一つ一つクリアしていって、あるところにたどり着く人間。
そして、宮崎駿も僕(鈴木敏夫さん)も後者の人間だ。

この言葉を引用して、ユーミンは、「自分も後者のタイプだ」と語っていたのが、強く印象に残りました。

なぜ印象に残ったのか考えたのですが、最近「夢を持て」「目標を持て」という言葉を僕自身がよく耳にしていたこと、そしてその言葉に少し違和感を持っていたことが、要因だと思います。

「夢を持つこと」「目標をもつこと」どちらも素晴らしいことです。夢や目標を目指すことで、高みにたどり着く人がいることも承知しています。でも、夢や目標だけが、人の人生を導く道しるべになりうるのでしょうか。夢や目標は必ずしもなければいけないのでしょうか。そんな疑問を持っていたので、松任谷由実さんのこのコメントには、すごく励まされました。

ちなみに、「魔女の宅急便」の主人公キキも、「目の前の事を一つ一つクリアしていって、あるところにたどり着く人間。」です。いや、よく考えると、スタジオジブリの映画の主人公は、みな「目の前の事を一つ一つクリアしていって、あるところにたどり着く人間。」です。スタジオジブリのキャラクターに多くの人が共感できるのは、こんな所に理由があるんじゃないかと改めて感じました。

おまけ:イベントで取り上げられていた依田さんの恋の悩みについて

余談ですが、このイベントで司会をつとめた日本テレビ依田さんに対して、鈴木敏夫さんからイベント中に「彼は恋で悩んでる」という話が何回か登場します。

この話には伏線があって、「鈴木敏夫のジブリ汗まみれ」を聴いている人にはわかる話なのですが、どんな話か聴いてみたい方は、以下のリンクからPodcastをダウンロードして、聴いてみてください。

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