アスリートだって心は折れる

昨日、このプレスリリースを読んで、驚きました。
【プレスリリース】川﨑宗則選手の退団について
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2018年3月26日
footballista 2018年4月号「個人戦術とは何か?」の書評に代えて。-サラリーマンにとって「個人戦術」とは-

2018年4月号のfootballistaのテーマは「個人戦術」。そもそも、僕にとって「個人戦術」という言葉がピンときません。「個人戦術」という言葉を、「個人」の「戦術」という言葉に噛み砕き、「個人としていかに戦うか」と置き換えると、 ...
書評「伴走者」(浅生 鴨)

この小説を読み終えて、僕は自分自身にとって数少ない視覚障がい者と触れ合った経験を思い出しました。
もう10年近く前になりますが、僕は「City Lights」という団体のWebサイト制作に、ボランティアでかかわった事があり ...
書評「伝わる技術 力を引き出すコミュニケーション」(風間八宏)

本書「伝わる技術 力を引き出すコミュニケーション」は、2012年シーズン途中から2016年まで川崎フロンターレの監督を務め、2017年シーズンから名古屋グランパスの監督を務める風間八宏さんが、いかに選手、スタッフ、サポーターとコミュニ ...
書評「超限戦 21世紀の「新しい戦争」」

本書は、1999年に発表された中国軍大佐の喬良と王湘穂による戦略研究に関する書籍です。
たくさん人を割く戦争はとっくに終わっている本書を読むまで、僕は戦争というのは、軍師のような立場の人がいて、緻密な戦略をたて、軍師の戦略 ...
書評「BRUTUS 山下達郎のBRUTUS SONGBOOK」

1993年、TOKYO FMで、日曜日14時から一つのラジオ番組が始まりました。
そのラジオ番組とは、「山下達郎のサンデーソングブック」。「古くても良質な音楽」を、山下達郎さんが自ら音質を調整した上で、「最高の選曲。最高の ...
書評「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」(佐藤 雅彦,菅 俊一,高橋 秀明)

最近「行動経済学」という言葉を目にするようになりました。「行動経済学」とは、今までの経済学は「人間は必ず合理的な経済行動をするもの」という前提で構築されてきましたが、実際は、それでは説明できない、非合理なふるまいを多くしていることが分 ...
書評「考えの整頓」(佐藤雅彦)

本書「考えの整頓」は、「ピタゴラスイッチ」や、「だんご三兄弟」など、数多くの映像作品を手掛けた佐藤雅彦さんが、雑誌「暮しの手帖」に連載していた同名のエッセイをまとめた1冊です。
感覚を言葉に置き換え、ルールとしてまとめる「 ...
書評「観察の練習」(菅 俊一)

本書はこんな言葉で始まります。
観察とは、日常にある違和感に、気づくこと。
本書「観察の練習」は、こんな言葉から始まります。この本では、著者が「違和感に気づく」ために、日常的に行っている「観察」の例を、写真と文 ...
書評「朱の記憶 亀倉雄策伝」-いま日本で事業家の上を行くデザイナーが果たして何人いるだろうか-(馬場マコト)

まず、この作品を見て欲しい。
このポスターは、1964年に開催された東京オリンピックのポスターです。アスリートの躍動感、息遣いまで聞こえてきそうなこのポスターは世界的に大きな反響を呼び、戦争で大きなダメージを負った日本の復 ...
書評「Super Salamander#01〜2017年テレビドラマ放談〜」

普段だったら、絶対に手に取らない本の書評を書きたいと思います。
ひょんなことから知り合った、こへださんという方が、12月というめちゃくちゃ忙しい時期にもかかわらず(僕もいろいろ頼み事をしていたし)、「コミケに申し込んだら当 ...
フロントスタッフを雇用するコストは、選手を雇用するコストよりもかかる?

僕自身が認識している事を備忘もかねて書いておきたいと思います。僕はスポーツビジネスは専門ではないので、ちょっと極端な表現が入っているかもしれませんが、ご了承ください。
選手が結んでいる契約とフロントスタッフの契約は違う前提 ...
アスリートに求められる「お客様を集める力」

先日「プロレスラー クリス・ジェリコが教えてくれた、WWE仕込みの「ファンの注目を集めるためのプロモーション」」という記事を書きました。WWEという世界最大のプロレス団体で活躍していたクリス・ジェリコは、本日2018年1月4日に行われ ...
映像はテレビ。音声はラジオというスポーツの楽しみ方

2018年の箱根駅伝往路は、普段と違う楽しみ方をしました。テレビは日テレ、音声は文化放送ラジオ、そしてTwitterを見ながら、選手たちの走りだけでなく、突如現れた「アンパンマン号」、順天堂大学塩尻選手のプロフィールなど、箱根駅伝を様 ...
プロレスラー クリス・ジェリコが教えてくれた、WWE仕込みの「ファンの注目を集めるためのプロモーション」

新日本プロレスは、2018年1月4日に「WRESTLE KINGDOM 12 in TOKYO DOME」というイベントを開催します。1月4日に行われる東京ドーム大会は、通称「イッテンヨン」と呼ばれ、プロレスファンには親しまれています ...
書評「かくて行動経済学は生まれり」(マイケル ルイス)

マイケル・ルイスが2003年に書いたある書籍は、その後のスポーツに大きな影響を与えました。
ある書籍の名は、「マネーボール」。メジャーリーグの貧乏球団・オークランド・アスレチックスのビリー・ビーンGMが、「セイバーメトリク ...
パパとやんちゃな娘たちのバスケ観戦

今回の記事は「川崎ブレイブサンダース Advent Calendar 2017 – Adventar」の25日目として投稿するものです。
僕は何事も、一番最初にやるか、一番最後にやるか、どちらかが好きなのですが ...
リオネル・メッシという選手にしか出来ない役割

先日、データスタジアムでサッカーのアナリストとして活躍されている久永さんと、フェンシング日本代表のアナリストを務めながら、日本スポーツアナリスト協会の理事としても活動されている千葉さんと食事をしたときの話です。
久永さんの ...
トップのプロレスラーは観客をみて戦い方を変えられる

最近、ゆっくりお風呂に浸かりながら、スポーツの動画を観るのが楽しみなのですが、YouTubeを観ていたら面白いシーンがあったので紹介したいと思います。
新日本プロレスがYouTubeに公開していた「12月17日 Road ...
Tシャツが作り出した不思議な縁

2017年を振り返ると、人と人は、ひょんなことからつながるもんなんだなぁと思うことが、何度もありました。僕が実行委員として運営に携わった「SAJ2017」というイベントがあるのですが、このイベントでは今回初めてTシャツを作りました。実 ...